レーシックは目の屈折異常で起こる近視などをレーザー光をあてて治す最新技術を駆使した治療法ですが、すべての
近視や遠視、乱視を治せるわけではありません。
度数が非常に強い場合には、角膜を削る方法では安全に治しきれないことがわかっています。 また、角膜の厚さには
限りがあり、その厚さも個人個人でかなり異なっています。 そのため、角膜の厚さがたまたま薄めである場合には、
それほど強い強度ではないにもかかわらず、レーシックで完全に治すことができない場合もあります。 (最近の技術の
進歩でエピレーシックという角膜がある程度薄い方や、屈折異常の強度の
ある程度強い方も受けられるレーシックが開発されています)
次に、レーシックを受けられる人、受けられない人の標準的な目安を示しておきます。
◆近視度数ー12.0D以下の方
◆乱視度数ー5.0D以下の方
◆年齢が18歳以上の方
◆矯正視力1.0以上の方
◆医師の説明をよく理解できる方
◆角膜の病気(円錐角膜、角膜ヘルペスなど)がある方
◆目の病気(白内障、緑内障、網膜硝子体疾患など)がある方
◆全身の病気(膠原病、重症糖尿病など)がある方
◆妊娠中の方
◆年齢が17歳以下の方
◆屈折度数が不安定な方
◆医師の説明を理解できない方
◆屈折矯正手術が許されない特殊職業の方
*角膜にヘルペスなどの既往がある場合には、手術をきっかけに再発してしまう可能性があります。
*乱視が角膜の一部にだけ強い場合や、円錐角膜の場合には、手術後悪化してしまう可能性があります。
*成長期にある低年齢の方は、成長とともに近視や遠視、乱視の度数が大きく変化する可能性があるので、
手術はお勧めできません。
*同様な理由で、度数が不安定な方も正確な手術ができないので、お勧めはできません。
レーシック手術の適不適の判断には、前もって目の精密な検査が必要ですし、手術後によい結果を得る
ためにも、的確な判断が重要です。 手術自体はシンプルですが、安易に「手術すればよく見えるようになる」と
軽く考えないようにしましょう。
クリニックによっては、レーシックに関しての無料説明会を開いているところや、適応
検査料を無料にしているところもありますので、そういうところでまず、相談してみるのもよいでしょう。